当院で実習を受けた方からの手紙
当院では、旭川医科大学から診療参加型臨床実習として学生の受入れを行っています。
当院での実習を終えた学生から、実習後に感謝の手紙をいただいておりますので、ご紹介します。
令和6年11月25日~令和6年12月20日 内科で実習を受けた5年生から
昨年の基幹病院実習ではお世話になりました。この度はお忙しい中、実習の機会をいただきありがとうございました。町立中標津病院の医療スタッフの皆様に温かいご指導をいただき、実習を終了できたと心よりお礼申し上げます。
外来や内視鏡の見学をさせていただいたことで、common diseaseの経験を積むことができました。内視鏡では、カメラから見える臓器の構造や疾患の特徴について教えていただいたことで、内視鏡の図を捉えることができるようになりました。大学での消化器内科実習での異なる疾患も通してさらに研鑽を積みたいと思います。外来では、主訴や検査結果よりアセスメントすることにより、日々の勉強の実践につながりました。また、限られた時間の中での外来での患者さんとの接し方についても学ぶことができました。
感染症についても学ぶことができ、特に抗菌薬について深く学ぶことができました。難しいと避けてきた抗菌薬ですが、実際の症例と併せて考えることにより面白さを感じました。救急では、中継地点として搬送され初期対応をした後、釧路市へドクターヘリや救急車で搬送する地域間の連携を見学させていただきました。情報の共有が非常に重要だとわかり、大変貴重な経験でした。
実習外では、卓球に誘っていただき、非常に楽しく様々な方とコミュニケーションをとることのできる良い機会でした。中標津町がどのような町なのか分からなかったのですが、中標津町は若い方も多く活気に満ち溢れている町だと知ることができました。
最後になりますが、充実した実習をさせていただき本当にありがとうございます。今後も学業に励み、今回の実習で学んだことを活かしてまいります。末筆ながら、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。