町立中標津病院では、地域医療研修として、毎年多くの研修医を受け入れています。
当院での研修を終えた研修医から、研修後に感謝の手紙をいただいておりますので、ご紹介します。

【6月3日~6月28日　内科で研修を受けた研修医から】

大変ご沙汰しております。
この度は内科で研修を行わせていただき、大変ありがとうございました。
疾病が場所を選ばず発生する中、医療資源が限られている状況下で、検査が必要なら行う、時間が限られているようであれば急ぐ、といったような取捨選択を医療スタッフの連携を通して絶えず行っている現場が印象的でした。
五感を用いるということも診断のツールとして非常に強力であることも、経験の中で実感しました。至らない点も多々ありましたが、私は4週間の中で日々成長させていただきました。これは、ひとえに病院を動き回る中で生じた数多くの疑問に対し、快くご教授してくださった内科の先生方のおかげです。
この4週間の経験をもとに、限られた残りの研修でも研鑽を積んでまいります。この期間中、いち医師として中標津町や周辺地域の方々の健康に少しばかりでも寄与できたのであれば、何よりの喜びです。

改めまして、4週間大変お世話になりました。末筆ではございますが、町立中標津病院内科医師ご一同様、並びに病院職員の皆様のご活躍を心よりお祈り申し上げます。